7月上旬、物理学者アレクサンドル・フェオキストフ一家6名が来日。
日本旅行の締めくくりとして、7月8日から2泊3日で鹿児島に滞在されました。
8日早朝に広島を出発し、11時に鹿児島中央駅に到着されました。

午後、鹿児島県宗教者懇和会の方々と合流し、照國神社を公式参拝。日本の神道について、理解を深められました。照国神社資料館を見学した後、ロシア正教の流れを受け継ぐ鹿児島ハリストス正教会を訪問。その後、桜島観光、夕食はドルフィンポートで回転寿司を楽しみました。

二日目午前中は、鹿児島県議会議員の米丸まき子氏の案内で鹿児島県議会を訪問。副議長・桑鶴勉氏への表敬訪問や議会場の見学をし、鹿児島県の行政についての説明を受けたり、活発な議論を行いました。

鹿児島イオンでお買い物を楽しんだ後、知覧の特攻平和記念館と武家屋敷を見学。
平和記念館では、その前に広島の原爆記念館を訪問されていたこともあり、日ロの平和交流のあり方にまで話が及びました。

その後、豊玉姫神社の六月灯と水車からくり人形を見学。水車からくり人形は日本で鹿児島にしかないことを説明しました。最後は、薩露メンバーがプレゼントした甚平と浴衣に着替えたご一家と、ワシントンホテルでの夕食会へと赴きました。

翌日、日本の思い出を胸に、韓国経由での帰国の途につかれました。「フレンドリー」という言葉が正にぴったりのご家族。ご家族の仲の良さは、見ていてとても微笑ましい限りでした。

最後に一言、アレキサンドル氏とも何度か話題になったのですが、一家が鹿児島入りするやいなや、大雨だった天気がピタリと止み、帰りの鹿児島空港で飛び立つ前に、また、天気が土砂降り。この一家には、不思議なパワーがあります。

関係者の皆様、本当にお疲れ様でございました!!この場を借りまして、心より感謝申し上げます。

記、奥健一朗