ほぼ予定通りに、南日本新聞社到着。
見晴らしの良い会議室へと案内され、大変有意義な時間を刻むひと時となりました。
「鹿児島の印象は?」と聞かれ、「非常にいい印象をもっています。」とヤクーシェフ氏。
「薩摩サムライご一行が、追悼行事に参加されるとは!!昨年は、ロシアの人々もびっくり。150ほどのメディアが当時のことを報道しました。赤堀氏により、島津忠義公とニコライ皇太子の真実の友情秘話が語られ、それまで否定的だったロシア人の印象もだいぶ変わりました。」と、昨年7月の「十字行」参加の与えた影響をお話なさいました。
「大津事件と生麦事件は、おおいに国民性を表しております。ロシアにおいては、他の国に行ったら、その国の文化・ルールに従いなさい、というルールがあります。
生麦事件においては、イギリスとの戦争・賠償金にまで発展。
大津事件の場合、ニコライ皇太子の計らいで、もっと人道的な対応で事を解決しようとの思いがあって、「事無き」を得ました。」と熱心なお話しが続きます。
「これから先、どのような活動を続けていきたいのですか?」との記者の質問に対し、「地域的な提携等を検討。皆さまが来て下さってロシアの行事に参加して下さったことで、
誰も想像しなかった可能性を開いたということは、言うまでもありません。ロシアのメディアも重要性を理解しての報道。マスメディアの皆さまの役割が大変重要です。」と力説。
ご対応下さった3人の関係者の皆様方とも、すっかり打ち解けて素直な思いを語られました。