2018年12月24日、歴史上初めてロシア連邦ガルージン大使閣下が鹿児島に来られ、姶良市の児童文学作家の椋鳩十記念館にもお立ち寄りになられました。
姶良市の有志ならびに龍桜高校の女子学生達が、日露の国旗を振りながら温かく
迎えてくれたことに、大使は心から喜んでおられました。
記念館内ではまず、2016年夏にロシア政府から姶良市に贈呈された、世界的に有名なロシア人動物作家ビアンキ作品集の展示コーナーを、当時の前姶良市長、笹山義弘氏が大使閣下を御案内し、贈呈の経緯を説明されました。
続いて、椋鳩十の孫でもある久保田里花氏が館内に展示されている椋鳩十の書斎の本棚に並べられたビアンキ全集や、生涯手元に置き続けたトルストイの本等を大使に説明。日本の子どもたちに愛されている椋鳩十の文学とロシア文学とは深い繋がりがあるのですね、交流がさらに進んでいくことを望みますと、大使は興味深そうにご覧になりながら仰いました。
赤堀憲夫代表も交じえた対談では、ガルージン大使から、薩露交流促進協議会のこれまでの活動に対して感謝の意が述べられ、今の日本とロシアにとって民間交流がいかに大事かということ、今後、薩露交流促進協議会の活動に大使館としても協力していきたいとまで仰って下さいました。
対談後、有志の方々から姶良市の特産物などの記念品が大使に贈られ、龍桜高校性も交えての記念撮影を行いました。
記念館に滞在中、終始、大使がにこやかに楽しそうにされていたのがとても印象的でした。
ガルージン大使初来鹿