門松市議の先導で、日置市下谷口にある「少林寺流空手道連盟錬心舘 総本山」へと向かいました。

保宗家は、ロシアにも多くの門下生がいらっしゃるようで、昨年12月、モスクワでの会議の席上、財団関係者の一人であるセルゲイ氏が保宗家より授与された修了証書をご披露下さり、驚きと興奮を覚えました。

宗家とは不思議なご縁を頂戴してから、度々お伺いさせていただいており、3回会うと友達との寛容なお人柄にも感銘。ロシアを含め国内外に約30万人もの門下生がおられるとのことで、普及活動から国際交流、支援活動、社会貢献活動なども広く展開していらっしゃるようです。

ヤクーシェフさまご一行の訪問も、ゆったりとした時の流れの中で、お互いの会話を尊重しながらの素晴らしい交流となり、心に残るひと時となりました。

保宗家の方からは、ご自身のこれまでの体験をもとに、「武道の心」について「世界の平和を築いていくための一つの心だと思っている。」とお話し下さいました。

ヤクーシェフ氏の方からも、「武の心は、今も昔も日本人及びロシア人の心に残っており、きちんと学び研修していくことが、世界の平和にもつながっていくのではと思います。」とのお話し。また、当時、島津忠義公に対し、アレクサンドル3世より贈られたアレクサンドルネフスキー勲章について、ロシアでも最高賞にあたり、日露間構築に貢献した薩摩への深い思いがありました。」とお話し下さいました。

保宗家より、「師弟は、海を越えて強く深く結ばれていくもの。あなたとは武の心でつながり、今後もずっと続いて交流できる方。目を見ればわかります。」と、素晴らしいお言葉で結んで下さいました。

その後、ロシア風ランチをご用意して下さり、楽しいランチ会となりました。