ほぼ予定通りの時間に、島津斉彬公を祀る「照国神社」に到着。参拝後、東側に隣接の「探勝園」にある、島津忠義公銅像へとご案内。

まず照國神社の境内に、幕末の名君として知られる第28代藩主・島津斉彬公の銅像が見えてきます。

斉彬公は、強く豊かな国づくりを目指し、西郷隆盛や大久保利通等、明治維新の立役者となる優秀な人材を育成したことでも知られています。

その先の「探勝園」に、明治維新に大きく貢献した島津久光公・忠義公父子の銅像があります。島津忠義公は、斉彬公の死後、第29代藩主として、藩政改革と陸海軍の充実を図りました。そして、ニコライ皇太子にして「真の友である」と言わしめた当主です。

久光公は、『国父』として、忠義の後見をし、大久保利通たちと明治維新を進めた人物。

これらの銅像は、大分県竹田出身の朝倉文夫氏作とのことです。

その「探勝園」右手の通りを山手に上がっていくと、「露国皇太子ニコラス殿下来鹿記念碑」

の案内板があり、その入口より山道を上り詰めたところに、記念碑が建立されています。

その碑を前にして、ロシア語での会話が弾んでいました。忠義公の銅像より高い位置に建立され、忠義公のニコライ皇太子への敬意が感じられ感動なさったとのこと。

私達一行は山道を下り、すぐ近くにある「かごしま近代文学館」を訪問。館内は撮影禁止。

近代文学にもふれ、しばしのコーヒータイムを楽しみました。